【共同】27日、ラッセル米国務次官補は5回目の核実験を強行した朝鮮民主主義人民共和国に対する追加制裁を欧州連合(EU)と検討していると明らかにしました。核開発を進めたイランに対する制裁と同じ国際金融網の遮断措置を念頭に置いています。下院外交委員会小委員会の公聴会で証言しました。


(写真:Sputnik)

イラン制裁ではイランの銀行などが、ベルギーに本部を置く「国際銀行間通信協会」(SWIFT)のネットワークを通じたサービスを使えず、イラン側は大きな打撃を受けました。運用にはEUの協力が不可欠となります。

公聴会では現在の朝鮮民主主義人民共和国に対する制裁が、中国の取り組みが弱いために実効性に欠けているとして、新たな制裁を求める意見が議員からあがりました。ラッセル氏は「国際的な金融網の利用を遮断することを含めて検討している」と応じました。

ラッセル氏は、朝鮮民主主義人民共和国のミサイル開発の速度が上がっていることを前提として、地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)の韓国配備を「できる限り早くしたい」とも強調しました。配備を巡っては中国が反発しています。