EU域内市場担当委員
EU内市場担当委員(写真:AFP)

対中国を念頭に置きますが、米欧には温度差があります。安全保障を巡って足並みが乱れるなか、経済でも一枚岩になれていません。

米東部ペンシルベニア州で開いた「米EU貿易・技術評議会」には米側からブリンケン国務長官とレモンド商務長官、タイ米通商代表部(USTR)代表が出席しました。EU側はドムブロフスキス上級副委員長(通商政策担当)とベステアー上級副委員長(競争政策担当)が参加しました。

共同声明は5分野を主な協力分野に挙げました。半導体では需給や生産能力などサプライチェーン(供給網)の情報を交換します。それぞれが補助金で国産強化を探るなか「補助金競争を避ける」とも記しました。

AIなど先端技術が流出しないよう輸出管理で足並みをそろえます。単独で規制しても難しいため「多国間の手法が最も効果的」と強調した。外国からの投資の審査でも情報を共有します。