トランプ大統領は1月の就任以来、戦略的に重要とするグリーンランドの併合案を主張しています。ホワイトハウスは声明で、夫人は米代表団とグリーンランドを訪問し、史跡を巡ったり歴史を学んだりするほか、全国犬ぞりレースにも参加すると説明しました。代表団は3月29日に帰国します。

米当局者によりますと、この訪問の一環としてウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)とライト・エネルギー長官がグリーンランドの北西部にある米軍のピトゥフィク宇宙基地を訪れる予定です。

グリーンランドは欧州から北米への最短ルートに位置しており、米国の弾道ミサイル警報システムにとって極めて重要。豊富な鉱物資源も注目されています。

国家安全保障会議(NSC)のヒューズ報道官は「今回の訪問がグリーンランドの自主性を尊重し、経済協力を推進するパートナーシップを築く機会になると確信している」と述べました。

「グリーンランドの文化、歴史、人々について学び、米国が後援する犬ぞりレースに参加することが今回の訪問の目的だ」と説明しました。

デンマークのフレデリクセン首相は、米代表団の訪問について、「真剣に受け止めている」と書面でコメントしました。デンマークは米国との協力を希望しますが、「主権の基本ルール」に基づいた協力であるべきとの考えを示しました。

また、グリーンランドに関する米国との対話には、デンマーク政府とグリーンランド政府が緊密に連携して対応する方針を表明しました。(ロイター)