(写真:ロイター)
会談後に発表された声明で両首脳は、台湾周辺やベトナム東部海域で軍事的な活動を活発化させる中国を念頭に「南シナ海における航行の自由に対する揺るぎない関与」を強調するとともに「台湾海峡における平和と安定を維持することが世界の安全保障や繁栄にとって不可欠な要素だ」としています。
そのうえで、両国は情報共有や防衛力強化の促進を通じて、軍どうしの相互運用能力を高め、防衛協力をより強化する新たな指針を採用するとしています。
また、アメリカはフィリピン軍の近代化を支援するため、アメリカ軍の輸送機や巡視船を新たに供与する方針だとしています。
さらに両国は今後、日本を加えた3か国の枠組みでの連携に取り組む考えも打ち出しました。
アメリカとフィリピンはことし2月、アメリカ軍がフィリピン国内で使用できる基地を新たに4か所増やす協定を結んだほか、4月にはベトナム東部海域で初めて実弾を使った合同軍事演習を行うなど安全保障面での協力の強化を加速させています。(NHK)