ベン・カーソン氏
(写真:Reuters)

米大統領選の共和党候補指名争いに出馬している元神経外科医ベン・カーソン氏(64)は2日、最大のヤマ場となった1日の「スーパーチューズデー」(決戦の火曜日)での惨敗を受け、近く撤退する考えを明らかにしました。「結果を考慮すると、先へ進む政治的な道が見えない」との声明を発表しました。4日にも正式に表明します。

カーソン氏は指名争いでは一時、世論調査の支持率で不動産王ドナルド・トランプ氏(69)を抜いてトップに立ったこともあります。その後、外交・安全保障政策の知識不足や自身の半生を巡る疑惑などが浮上し、支持率が下降しました。カーソン氏は頭部が結合した双子の分離手術を世界で初めて成功させたことで知られる著名な元医師です。

共和党はトランプ氏が「スーパーチューズデー」で躍進して抜け出し、その後をテッド・クルーズ上院議員(45)とマルコ・ルビオ上院議員(44)が追います。オハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)は15日の地元オハイオの予備選で敗北すれば、撤退する方針を示しています。