中国の習近平国家主席と米国のトランプ大統領

       (写真:TTXVN)

シンガポールで開かれている「アジア安全保障会議」に、アメリカのトランプ政権の閣僚として初めて出席したマティス国防長官は、演説でアジアの安全保障政策の全体像を示しました。
この中でマティス長官は、アメリカは太平洋国家だとしたうえで、北朝鮮に加え中国による南シナ海の人工島をめぐる問題を安全保障上の懸案として指摘し、軍事拠点化は認めないとして中国を強くけん制しました。

また、マティス長官は日本や韓国、それにインドネシアやタイの防衛担当閣僚などと相次いで会談し、この地域の安全保障に関与していく姿勢を強調しました。

東南アジアの国々の間には、トランプ政権がアメリカ第一主義の下で、TPP=環太平洋パートナーシップ協定から脱退したことなどから、アジア太平洋地域への関与を低下させるのではないかという懸念があり、マティス長官としては引き続き関与していく姿勢を強調して、懸念の払拭に努めたかたちです。