(写真:THX/TTXVN)

アメリカのシャナハン国防長官代行は、31日から始まる国際会議「アジア安全保障会議」に出席するためシンガポールを訪れていて、会議を前にASEAN10か国の国防相らと会談しました。

会談の詳しい内容は明らかにされていませんが、アメリカは、中国が南シナ海で実効支配する島々や人工島の軍事拠点化を進めている、として警戒感を強めていて、南シナ海をめぐるアメリカの姿勢や各国の立場について意見を交わしたとみられます。

シャナハン長官代行は会談のあと「ASEANにとって重要な多くの問題を話し合った。今後、議論をさらに深めたい」と述べ、南シナ海などの問題をめぐり、各国との連携の強化に取り組む考えを示しました。

シャナハン長官代行は、会議に出席している中国の魏鳳和国防相とも会談する見通しですが、一方で6月1日には、各国を前にアメリカのインド・太平洋地域への関与を強める新たな戦略を発表する予定で、一連の会議や会談で中国の軍事的な影響力の拡大には対抗していく姿勢を打ち出すとみられます。