
ヘーゲル国防長官(写真:ロイター)
【毎日新聞】 アメリカのヘーゲル国防長官は9日、イラクの首都バグダッドを予告なしで訪問しました。AP通信が報じました。
2011年12月の米軍撤退完了後、アメリカ国防長官のイラク訪問は初めて。過激派組織「イスラム国」への空爆を続ける米軍主導の有志国連合は、イラク軍・警察を支援するため1500人の要員派遣を決定しました。ヘーゲル氏は、有志国連合とイラク治安当局との連携について、アバディ首相らイラク政府高官と協議するとみられます。
イラク政府は、イスラム国の勢力が強い北・西部のスンニ派居住地域の奪還に向け、有力部族や民兵を取り込んだ治安組織「地方治安部隊」を創設する計画を進めています。
シーア派主導のマリキ前政権下で高まったスンニ派の中央政府への不信感を払拭し、治安権限と責任を共有するのが狙いで、有志国連合も計画を後押ししています。米軍は、派遣中の要員も含めて計約2900人を単独で派遣する方針を明らかにしています。
