トランプ大統領は1月の就任以来、アメリカが建設したパナマ運河に対して中国が過剰な影響力を持っているとして、これに対抗するため運河を「取り戻す」と主張してきました。トランプ政権の閣僚によるパナマ訪問は、2月のルビオ国務長官に続き、今回が2度目となります。
ヘグセス長官はパナマ運河の入り口にある警察署で演説し、「現在、パナマ運河は継続的な脅威に直面している」と述べたうえで、「アメリカは、共産主義体制の中国やその他いかなる国によっても、運河の運営や保全が脅かされることを許さない」と強調しました。
アメリカは20世紀初頭にパナマ運河を建設し、1999年に運河の管理権をパナマに引き渡しています。現在は、香港の企業が大西洋と太平洋を結ぶ運河の両端にある2つの港を運営しています。
一方、ヘグセス長官の訪問に対し、パナマの首都パナマ市では抗議デモが行われ、およそ200人が参加しました。デモの参加者たちは「トランプ、パナマから手を引け」と書かれた横断幕を掲げ、アメリカ国旗を燃やすなどして反発の姿勢を示しました。(AFP通信)
