
ヘーゲル国防長官と常万全国防相(写真:AFP/TTXVN)
(NHK) 中国を訪れているアメリカのヘーゲル国防長官は、8日、北京で常万全国防相と会談し、中国と周辺国との領有権などを巡る争いを念頭に、力によって現状を変えようとする試みは認められないと伝え、中国軍の活動に自制を求めたとみられます。ヘーゲル国防長官は日本に続いて7日から中国を訪問していて、8日は北京で常万全国防相と会談しました。
ア メリカと中国の間では去年12月、南シナ海で双方の艦船が急接近し一時、緊張が高まりました。国営の中国中央テレビによりますと、会談で、常国防相は不測 の事態の防止に向けた相互の通報メカニズムや公海上での行動規範づくりについて、両国が実務的な協議を行っていることに触れ、「共通の利益を求め、障害や 意見の違いを適切に解決すべきだ」と述べたということです。会談では、このほか、東シナ海や南シナ海、朝鮮半島情勢を巡っても意見を交わしたとい うことです。これまでのところ詳しい内容は明らかになっていませんが、ヘーゲル長官は、中国と周辺国との領有権などを巡る争いを念頭に、一方的な防空識別 権の設定など、力によって現状を変えようとする試みは認められないと伝え、中国軍の活動に自制を求めたとみられます。
