シリアの難民キャンプに住んでいる女性と子供(写真:AFP/TTXVN)
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シリア北西部では、アサド政権から逃れた市民や反政府勢力らおよそ300万人が避難生活を余儀なくされていて、国連の安全保障理事会は隣国トルコと結ぶ道路などを、避難民に食料や医薬品などを届ける「人道支援ルート」として維持しています。
しかし、ルートの使用期限は来月までで、延長するには安保理での新たな決議が必要ですが、アサド政権の後ろ盾となっているロシアは延長に難色を示しています。
こうした中、アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使が3日、ルートの一部になっているトルコ南東部を訪れ、支援活動の様子を視察しました。
そして「もしここが閉じられれば理不尽な虐待となるだろう」と述べて、支援が滞れば避難民が危機的な状況に陥ると懸念を示したうえで、ルートの維持に全力を尽くす考えを強調しました。
シリアへの「人道支援ルート」は、ロシアが去年、安保理の会合で拒否権を行使するなどして4つから1つに減り、存続が危ぶまれています。
(NHK)

