アメリカのトランプ大統領は4日、アメリカを国連人権理事会から離脱させる大統領令に署名しました。また、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出の停止を継続するほか、国連教育科学文化機関(ユネスコ)からの離脱についても検討するよう指示しました。
トランプ大統領は記者団に対し、「国連には大きな可能性があり、今後も協力していくつもりだが、しっかりと職務を果たさなければならない」と述べました。その上で、「正直なところ、うまく運営されておらず、十分に機能していない」と指摘しました。
グテレス国連事務総長の報道官は、この決定に関するコメント要請には応じませんでした。
大統領令の署名は、イスラエルのネタニヤフ首相がワシントンを訪問するタイミングと重なりました。ネタニヤフ首相は以前から、UNRWAが反イスラエルの扇動や「テロ活動」に関与していると非難しており、今回の決定にも関心を示しているとみられます。
トランプ大統領は1期目の際にも、UNRWAへの資金拠出を停止し、人権理事会から離脱していました。また、1月20日に2期目の任期を開始して以降、世界保健機関(WHO)からの脱退や、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」からの再離脱も表明しています。(ロイター)
