2021年12月、ウィーンでの協議開始を待つ欧州連合(EU)やイランの代表者ら=AFP/TTXVN

ただアメリカ、イラン両政府ともこの協議で事態が打開できる公算は小さいとみています。

協議の仲介役を務める欧州連合(EU)欧州対外活動庁のモラ事務局次長がこの日、まずイランのバゲリ外務次官と会談しました。アメリカのマレー・イラン担当特使は3日ツイッターに、余計な期待は持たずにウィーンに向かっていると投稿しました。

バゲリ氏はツイッターで、ボールはアメリカ側にあると主張した上で、アメリカ政府は「成熟した態度を示し、責任ある行動を取るべきだ」と述べました。

一方アメリカ国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官は4日記者団に「われわれはイランが合意に応じるのをいつまでも待つわけにはいかない。合意実現可能という点で残された時間は非常に短くなりつつあるようだ」と語りました。

今年3月、11カ月にわたる間接協議を経て両国は核合意の修正版を巡っていったんは大筋で妥結したものの、その後状況が一転です。イラン側がアメリカに革命防衛隊に対するテロ組織指定解除を要求し、アメリカ政府が拒否していることで意見の対立が続いています。(ロイター)