金正恩朝鮮労働党委員長(写真:AFP/TTXVN)

朝鮮民主主義人民共和国は今月に入り、北西部・東倉里の「西海衛星発射場」で繰り返し「重大な実験」を実施しました。大陸間弾道ミサイル(ICBM)のエンジン燃焼実験だったとされます。
また、リ・テソン外務次官は「クリスマスプレゼントに何を選ぶかは米国次第だ」などと述べ、朝鮮民主主義人民共和国が求める制裁解除に応じない米国をけん制しました。クリスマス前には、党中央軍事委員会拡大会議が開かれ、「自衛的国防力を発展させる問題」を議論しました。
米側はクリスマスプレゼントについて「長距離弾道ミサイルと予想している」(米太平洋空軍のブラウン司令官)とみて、警戒を強化しました。米軍の偵察機はクリスマス期間中、たびたび朝鮮半島上空に出動したもようです。
朝鮮民主主義人民共和国は結局、具体的行動に出ませんでしたが、日米は依然、警戒を緩めていません。党中央委総会や来年1月1日に予定される「新年の辞」で正恩氏が核・ミサイル開発に言及すれば、軍事挑発が現実化する恐れもあります。