アメリカとキューバが国交正常化に向けた交渉を始めることで合意したことを受けて、アメリカ国務省は、今月21日から首都ハバナに政府高官を派遣すると発表し、交渉が本格化することになります。
アメリカのオバマ大統領は先月、50年以上にわたって対立が続いてきたキューバとの間で、国交正常化に向けた交渉を始めることで合意しました。
こ れについて、アメリカ国務省のサキ報道官は8日、記者会見で、今月21日から2日間の日程で、キューバを担当するジェイコブソン国務次官補が率いる代表団 をキューバの首都ハバナに派遣し、交渉を本格化させると発表しました。ジェイコブソン国務次官補は訪問中、キューバ当局と、大使館の再開や職員の配置、そ れに、ビザの発給業務などについて協議するということで、サキ報道官は「これは交渉の始まりとなり、実務的な部分の詳細について話し合う機会になるだろ う」と述べました。
また、サキ報道官は、交渉開始の合意に当たり、キューバ側が釈放すると約束した53人の政治犯について、8日までに釈放が始まったことを明らかにしました。
一方、野党・共和党からは、53人全員の釈放が確認され、キューバの人権状況が改善されるまでは交渉を始めるべきではないなどとして、反発の声が上がっています。
