ポンペオ氏は「ラブロフ外相に米選挙への介入は容認できないと明確に伝えた。2020年の大統領選挙にロシアが関与した場合、米ロ関係はこれまで以上に悪化するだろう」と述べました。
もっとも両高官は冷え込んだ米ロ関係を改善させたいとの見方で一致したといいます。6月に日本で開かれる20カ国・地域首脳会議に合わせた米ロ首脳会談の開催については確証が得られなかったとしました。
選挙への介入問題のほか、両高官はベネズエラに関しても協議しました。ラブロフ氏は米政府がマドゥロ大統領をおとしめようとしていると非難する一方、ポンペオ氏はマドゥロ大統領は大規模な抗議と経済危機に直面しており、辞任すべきとの見方を示しました。
ウクライナ問題を巡っては、ポンペオ氏はラブロフ氏に対し、アメリカはロシア政府による2014年のクリミア併合を認めず、ロシアへの経済制裁を維持すると指摘しました。ロシアはウクライナの次期大統領と協力し、ウクライナ東部に平和をもたらすべきとし、ロシア政府が拿捕(だほ)したウクライナ艦船の船員の解放を望むとしました。
またロシア当局にスパイ容疑で逮捕された元海兵隊員ポール・ウィラン氏と不正行為で起訴された投資家マイケル・カルベイ氏について触れ、ロシアでのアメリカ人の拘留についてラブロフ氏に抗議しました。
