アメリカのケリー国務長官は4日、訪問先のレバノンで記者会見し、シリアのアサド大統領が圧勝した同国大統領選挙について「数百万人の人々が投票権さえ持たず、選択肢もないという無意味な選挙だ」と非難しました。

ケリー氏は会見で、アサド氏の退陣を重ねて要求しました。アサド政権に影響力を持つイラン、ロシアや、レバノンのシーア派組織ヒズボラ(神の党)の名を挙げ、シリアの内戦を終結に導くための取り組みを促しました。

また、アメリカ政府として、シリア国内外の避難民を支援するため2億9千万ドル(約290億円)を新たに拠出すると発表しました。支援は、国連機関などを通じて食料などの支援に充てられます。アメリカ政府からシリア難民への支援は総額で20億ドル(約2千億円)となります。