1月15日、イスラエル軍のガザ地区への空爆で立ち上る煙=AFP/TTXVN |
この制裁は、イギリスおよびオーストラリアとの協調によるもので、イラン革命防衛隊の「コッズ部隊」からのハマスへの資金提供に主要な役割を果たしたと疑われる団体などが対象とされています。
アメリカ政府はこれにより、ガザ地区を含むイランの代理勢力に対する圧力を強化したい考えです。イランの「コッズ部隊」だけでなく、イラク、シリア、レバノンの代理勢力も対象とされ、イラクの航空会社「フライ・バグダッド」および同社の最高経営責任者(CEO)、そして「カタイブ・ヒズボラ」の幹部らが制裁対象となりました。
アメリカ財務省は「フライ・バグダッド」がイラクに本拠を置く親イラン民兵組織に対する資金、武器、戦闘員の輸送に関与している疑いがあると指摘しました。一方で「フライ・バグダッド」はこれを否定し、制裁措置を非難しました。
アメリカ国務省は、今回の制裁が中東の不安定な状況に「目に見える」影響を与えるとし、「制裁はイランとその代理勢力に対する追及の手段の一つに過ぎない」と説明しました。
イギリス外務省も昨年のハマスによるイスラエル奇襲前のイランからのハマスへの巨額な資金送金に協力したとされる人物などを制裁対象とし、ハマスの資金源を断つことを目指しています。アメリカも同様の人物を制裁対象とし、イランからハマスへの数千万ドル相当の送金を手助けしたとしています。
イギリスのキャメロン外相は「これらの制裁はハマスに明確なメッセージを送ります。イギリスとわれわれのパートナーは、テロ活動への資金提供者が隠れることができないように確実にすることにコミットしています」と述べました。(ロイター)

