「政府に有利な為替取引を通じ、24億ドル(約2600億円)以上の裏金を捻出した」としています。ベネズエラは10日にマドゥロ大統領の2期目の就任式を控えます。アメリカはマドゥロ氏に近い元最高裁判事の亡命を受け入れるなど、圧力を強めています。

米財務省によりますと、制裁対象になった財務省の元高官ら7人やテレビ局などの23団体が中心となり、過去10年間にわたり不正な為替取引で裏金をつくってきました。ベネズエラでは公式レートと市場レートに乖離(かいり)があり、これを利用したようです。ベネズエラのロドリゲス副大統領は同日の記者会見で制裁について「国際法の裏付けがない」と非難しました。

マドゥロ政権は昨年5月、主要野党を排除した大統領選を実施し、同氏が圧勝しました。しかしトランプ政権は結果を認めておらず、閣僚や政府高官などの資産凍結で対抗してきました。