アメリカはベネズエラ産原油の輸入を禁止する制裁措置を緩和する可能性を巡りベネズエラと高官級協議を数年ぶりに開きましたが、合意に向けた進展はほとんどありませんでした。5人の関係筋が明らかにしました。アメリカはベネズエラに対し、同盟関係にあるロシアから距離を置くよう促したい考えです。
関係筋によりますと、5日にベネズエラの首都カラカスで開かれた協議にはアメリカから国家安全保障会議(NSC)の西半球担当シニアディレクター、フアン・ゴンサレス氏とジェームズ・ストーリー・ベネズエラ担当大使が出席し、ベネズエラ側はマドゥロ大統領とロドリゲス副大統領が参加しました。
アメリカ政府側は今回の会談について、ウクライナ侵攻を命じたロシアのプーチン大統領から距離を置く用意がベネズエラ側にあるかどうかを見極める好機だと捉えていました。
また、アメリカはロシア産原油の禁輸措置を発動した場合の代替調達先を確保したい考えです。ベネズエラはアメリカの制裁が緩和されれば、原油輸出を増やす可能性があります。
ホワイトハウス、アメリカ国務省、ベネズエラの通信情報省はコメントを控えました。(ロイター)
