アメリカのケリー国務長官とイランのザリーフ外相が21日、ニューヨークで会談し、公式会談では初めて、イラクやシリアで勢力を拡大するイスラム過激派組織「イスラム国」への対応について意見を交わしました。

イスラム国の戦闘員(写真:Giaoduc)
アメリカ国務省の高官によりますと、国連総会に合わせてニューヨークを訪れているケリー国務長官と、イランのザリーフ外相は21日、およそ1時間にわたって会談しました。
協議の具体的なやり取りは明らかになっていませんが、両者は、イスラム過激派組織「イスラム国」への対応について意見を交わしたということで、アメリカはイ ラン側に、イスラム過激派組織に対する国際的な包囲網の構築について協力を求めたものとみられます。
アメリカとイランはイランの核開発問題などを巡って鋭 く対立してきましたが、スンニ派の過激派組織「イスラム国」への対応について、警戒を強めるシーア派の大国イランとアメリカの利害が一致し、協力する可能 性が指摘されていました。
