バグラム空軍基地に付属するテロ容疑者収容所
(写真:AFP)


(時事) 米国防当局者は10日、アフガニスタンの首都カブール北方のバグラム空軍基地に付属するテロ容疑者収容所の収容者の移送を終え、施設の運営を停止したと明らかにしました。これにより、米当局がアフガン国内で拘束しているテロ容疑者はいなくなりました。

米NBCテレビによれば、収容所に最後まで残っていたのは、チュニジア人2人とヨルダン人1人です。米軍はチュニジア人2人をアフガン当局に引き渡し、ヨルダン人については、安全保障上の脅威ではないと判断し、アフガン国外に移送しました。

チュニジア人2人は、米上院情報特別委員会が公表した中央情報局(CIA)によるテロ容疑者の尋問に関する調査報告書の中で、睡眠時間の剥奪などの過酷な尋問の対象者に挙げられていました。

米軍は2001年のアフガン攻撃後、収容所を設置し、一時は数千人を収容していました。収容所の管理権限は13年、アフガン当局に移管されましたが、アフガン人以外の容疑者については、米軍が一部施設を使って拘束を続けていました。