アメリカのカーター国防長官は7日の上院軍事委員会で、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦で、米軍の訓練を受けているシリアの反体制派戦闘員は、3日の時点でわずか約60人にとどまることを明らかにしました。

米軍の訓練を受けるイラク兵士(写真:ロイター)
アメリカはIS掃討作戦のためにシリアの反体制派の兵士を年間5400人、ヨルダンなどで訓練することを計画しています。カーター氏は、約7千人の志願者がいるとしていますが、「望んでいた人数よりはるかに少ない」と計画が大幅に遅れていることを認めました。
反体制派の戦闘員訓練は、オバマ氏が昨年9月に発表したIS掃討戦略に盛り込まれました。シリア領内のIS拠点の空爆と地上戦力を組み合わせて効果を上げる狙いです。年間5400人を訓練する計画で、アメリカ政府は反体制派への武器供与を含め5億ドルを予算計上しました。
