アメリカのバイデン大統領は同日、公式訪問のためカナダに到着しました。トルドー首相と24日に会談する際に、「安全な第三国」協定の修正について協議する見通しで、まだ未定の細部について詰めるとみられます。

現行の協定は、移民が最初の到着国で難民申請すると定めており、カナダからアメリカ、アメリカからカナダに正式な検問所経由で入国する難民申請希望者を互いに送り返すことができます。ただ、非公式に国境を越える不法移民には適用されません。新たな協定は適用範囲を国境全体に広げ、不法移民も対象とします。

カナダではここ数カ月に不法入国する移民が急増しており、トルドー氏は自身の選挙区があるケベック州への移民流入で対策を取るよう圧力がかかっていました。

アメリカ政府当局者によりますと、新たな協定の下で、カナダは今後1年間に人道目的で西半球の国々から1万5000人の移民を追加で受け入れるということです。(ロイター)