フランスのマクロン大統領はツイッターで、同国とドイツ、英国が米国のイラン核合意離脱を遺憾に思うと表明しました。「核不拡散に向けた体制が危機に瀕している」との認識を示しました。

マクロン大統領とドイツのメルケル首相、英国のメイ首相は電話会談の後で共同声明を発表し、「合意が確実に守られるよう引き続き取り組んでいく」考えを強調しました。そのうえでイランに関しては、米国の決定について自制的な対応を求めるとともに、今後も合意に基づき自国の義務を履行し続ける必要があると述べました。

ロシアからも批判的な見方が出ています。同国のポリャンスキー副国連大使はニューヨークで記者団に対し、トランプ大統領の行動に落胆していると明言しつつ「驚きはなかった」と語りました。アメリカによる離脱の決定を巡り国連安保理の会合を招集するかどうか問われると、「あらゆる選択肢を検討している」と回答しました。

一方、イスラエルのネタニヤフ首相はテレビで演説し、アメリカの離脱を全面的に支持すると表明しました。ツイッターにも「トランプ大統領の勇気ある決断と、イランの核兵器保有を阻止するとの決意に感謝する」と投稿しました。