(写真:AFP)
両国は共同声明において、地域のアーキテクチャと安全保障、インド太平洋の繁栄、21世紀の諸課題の3点について、長期的なパートナーシップを強化していくと記し、特に地域のアーキテクチャと安全保障に多くの分量を割きました。

地域のアーキテクチャと安全保障において、両国は、インド太平洋が国際ルールに基づき、主権、強靭性および繁栄を備えた国々で構成される地域となるようコミットしていくとし、その上で、開かれた包括的で、安定的かつ繁栄に満ちたインド太平洋にとって、強固で結束したASEANの重要性を認識しているとしました。そのほか、ニュージーランドも参加する太平洋諸島フォーラム(PIF、注)や、日米豪印のクアッド(QUAD)、豪米英安全保障協定(AUKUS)の重要性も強調しました。具体的な懸念として、中国とソロモン諸島が締結した安全保障協定に触れつつ、国連海洋法条約(UNCLOS)に従い、南シナ海など地域における航行の自由と上空飛行の自由を支持することを再確認しました。そのほか、新疆ウイグル自治区での強制労働問題や、朝鮮半島の非核化、ロシアによるウクライナ侵攻など幅広い問題に対する結束をうたっています。(https://www.jetro.go.jp/)