ドミトリー・ペスコフ大統領報道官(写真:AFP/TTXVN)

トランプ大統領は同日、ロシアの情報要員と断定された同国外交官60人の国外追放と、シアトルにあるロシア総領事館の閉鎖を指示しました。トランプ政権がロシアに対してこれほど厳しい措置を取ったのは初めてです。

複数のアメリカ政権高官によりますと、追放される外交官60人のうち48人は首都ワシントンのロシア大使館、12人はニューヨークの国連代表部に配置されていました。

アメリカのサンダース大統領報道官は、ロシアがイギリスで軍用級の神経剤を使用したことに対する報復だと述べ、アメリカの安全を強化するための措置だと説明しました。シアトルの総領事館は「潜水艦基地とボーイング社に近い」との理由で閉鎖されるといいます。

これに先立ち、イギリスはロシア外交官23人の追放を発表しました。EUの14カ国がそれぞれ1~4人、ウクライナが13人、カナダが4人を追放します。EUのトゥスク大統領は、今後数日から数週間のうちに追放対象の拡大を含む追加措置を取る可能性も否定できないと述べました。

イギリスのメイ首相はこの措置について、ロシア情報要員の一斉追放としては史上最大の規模だと指摘しました。同国のプーチン政権による行為は「我々が共有する価値観を侵している」と非難し、EUやNATO=北大西洋条約機構と協力してその脅威に立ち向かうと表明しました。