アメリカ国務省のプライス報道官は8日の記者会見で、アメリカとロシアの核軍縮条約「新戦略兵器削減条約(新START)」に基づき、査察活動などを巡って協議を近く行うことでロシアと合意したと発表しました。プライス氏は「建設的な会合になることを望む」と語りました。

ウクライナへの侵攻を続けるロシアは8月、新STARTに基づく査察活動について、一時停止するとアメリカに通告したと発表しました。侵攻に関連した制裁で、ロシアの査察団がアメリカに入れないことを理由に挙げていました。

プライス氏は、制裁はアメリカでの査察活動を妨げないと指摘しました。侵攻の停戦交渉は議題にならず、協議は新STARTに関して限定したものになると説明しました。アメリカメディアによりますと、開催地はエジプトの首都カイロになる見通しです。(時事通信)