ポール・アトキンス氏(写真:GettyImages) |
アトキンス氏は弁護士であり、2002年から2008年までSEC委員を務め、規制緩和を積極的に提唱してきました。トランプ氏はアトキンス氏について、「投資家のニーズに応える強固で革新的な資本市場を築くことができる」と評価し、さらに「デジタル資産やその他のイノベーションがアメリカをこれまで以上に偉大な国にするために不可欠である」と強調しました。
現在のゲンスラー委員長は暗号資産業界に厳しい規制を導入してきましたが、アトキンス氏はこれらの規則や措置の多くを再検討し、同業界に対してより柔軟な対応を取るとみられています。
投資業界団体「投資会社協会」のエリック・パン氏は、「アトキンス氏の優れた実績、業界での長年の経験、そしてSECでの職務歴は、彼をこの役職における最適な候補者として位置付けている」と述べ、指名を歓迎しました。
アトキンス氏は現在、2009年に自身が創業したワシントンを拠点とする戦略・リスク管理助言会社「パトマック・グローバル・パートナーズ」の最高経営責任者(CEO)を務めています。
一方で、一部の進歩派グループは、アトキンス氏が投資家保護の重要な規制を緩和しようとする可能性に懸念を示しています。市民団体「パブリック・シチズン」のバートレット・ネイラー氏は、「アトキンス氏には平均的なアメリカ国民のために働くことが求められていることを理解してほしい」と述べました。(ロイター)

