民主党の上院トップ、シューマー院内総務は、7日に初回採決を行うための措置を講じると述べました。法案が成立すれば、米国の移民制度と国境警備はここ数十年で最も大きく変わることになります。
無所属のキルステン・シネマ上院議員は記者団に対し、7日間で1日平均5000件以上の越境の試みがあった場合に国土安全保障省に国境閉鎖を義務付けるなど、法案は南部の国境を守るものだと語りました。
ジョンソン下院議長は「この法案はわれわれの予想よりもさらに悪く、バイデン大統領が引き起こした国境の大惨事を終わらせるには程遠い」とX(旧ツイッター)に投稿しました。法案は下院に送られれば「到着した時点で死に体となる」との見方を示しました。
パティ・マレー議員によりますと、法案には国境警備のための202億3000万ドルに加え、ウクライナを支援するための600億6000万ドル、イスラエルへの安全保障支援に141億ドル、米中央軍と紅海での紛争に24億4000万ドル、中国からの脅威に直面しているインド太平洋地域のパートナー支援に48億3000万ドルが含まれています。
さらに、パレスチナ自治区ガザ、ヨルダン川西岸、ウクライナの民間人に100億ドルの人道支援も行います。ただ国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出を禁止する条項が含まれています。(ロイター)
