
ベトナム船へ放水中の中国船
10日、アメリカ上院は賛成多数で、南シナ海と東シナ海における中国の挑発的な行動に反対する決議を採択しました。この決議は、中国に対し石油リグ海洋981号などを撤去し、海上の原状を5月1日以前のように回復させるよう求めました。
アメリカ上院の決議はまた、航行の自由、アジア太平洋地域における海域と空域の合法的使用、及び海域と領土の紛争解決に向けた外交・平和的措置に対するアメリカ政府の支持を改めて強調しました。
同決議では「アジア太平洋地域の大国であるアメリカはこの地域における国際の海域と空域の自由な活動の維持に関する利益を持っている。アメリカ上院は国際の空域の自由な活動を阻害し、アジア太平洋地域の原状を変更し、または、この地域の不安定を引き起こしようとする如何なる圧力、脅威、あるいは武力行使に批難している。」と強調しました。
「領有権に関する中国の無理な要求や、ベトナムの排他的経済水域と大陸棚における中国の石油リグ海洋981号の活動を後押しした中国の挑発的な行動は、武力行使で海域の原状を変更させようとする一方的な陰謀であり、海上での行動規範に違反した兆しを見せてきた」と強調しました。
この決議は、中国政府に対し、石油リグ海洋981号と関連勢力を撤去し、海上衝突予防法に違反した全ての行動を停止し、海域の原状を5月1日以前のように直ちに回復させるよう呼びかけました。
決議は、COC=南シナ海行動規範の作成に向けたASEAN東南アジア諸国連合と中国の努力、及び領有権を主張している当事者が紛争の平和的解決へ向けて現行の権利を行使することを支持しました。
