下院は17日に可決しており、トランプ大統領が署名すれば成立します。現在のつなぎ予算の期限となる20日までに成立すれば、予算切れで政府機関が閉鎖される事態は回避されます。
国防予算は前年度比2・8%増の7380億ドル、非国防予算は同4・5%増の6320億ドルです。トランプ政権下の予算編成で与野党対立を招いてきたメキシコ国境の「壁」建設費は、前年度と同額の13億7500万ドルを計上しました。トランプ氏は3月の予算教書で86億ドルを要求していましたが、野党・民主党が国防費などから「壁」建設費への予算流用を事実上容認することで歩み寄りました。
国防予算の大枠を定める国防権限法案では、トランプ氏が意欲を示してきた「宇宙軍」創設を盛り込みました。陸海空軍、海兵隊、沿岸警備隊に並ぶ6番目の軍種で、宇宙空間の軍事利用を進める中国やロシアに対抗する狙いです。
