(写真: greenrushdaily.com)

年末から続く政府機関の閉鎖は長期化への懸念が高まっており、過去最も長い閉鎖となる可能性も出ています。

アメリカでメキシコとの国境沿いの壁の建設費をめぐって与野党が対立し、政府機関の一部閉鎖が続く中、トランプ大統領は9日、対応を協議するためにホワイトハウスで、野党・民主党の幹部らと会談しました。

しかし、会談は短時間で終わり、トランプ大統領は直後にツイッターに「壁の建設を認めないので『バイバイ』と言った。全くの時間のむだだった」と投稿し、物別れに終わったことを明らかにしました。

一方、民主党 上院トップのシューマー院内総務は記者団に対し、「話し合うつもりで来たのに、大統領はかんしゃくを起こして席を立った。自分の主張のために国民を人質に取るのは無神経で、大統領らしくない」と述べ、トランプ大統領を批判しました。

トランプ大統領は壁の建設をめぐり8日、国民向けの演説を行ったほか、10日には南部テキサス州の国境地帯を訪問し、みずからの主張を改めて訴える予定にしていますが、野党側との溝は埋まらず、事態打開のめどは立っていません。

年末から続く政府機関の一部閉鎖は長期化することへの懸念が高まっており、11日には過去最も長い政府閉鎖の記録と並ぶ可能性も出ています。