
写真提供:ロイター
(NHK)アメリカ政府は、キューバ政府との間で54年ぶりに国交を回復し、双方の大使館を再開することで合意に達し、オバマ大統領が1日、発表することになりました。
これはアメリカ政府高官が30日、NHKの取材に対し明らかにしたものです。それによりますと、アメリカ政府は国交正常化交渉を続けてきたキューバ政府と の間で国交を回復し、アメリカの首都ワシントンとキューバの首都ハバナに、双方の大使館を再開することで合意に達し、オバマ大統領とケリー国務長官が1 日、発表することになりました。ケリー長官はキューバを訪問したい意向を示していて、長官の訪問と大使館再開の時期が注目されています。
アメリカ政府は、キューバ革命の2年後の1961年にキューバとの国交を断絶し、経済制裁を科して封じ込め政策を取るなど半世紀以上対立してきました。しかし、オ バマ大統領は去年12月、これまでの政策を大きく転換し、キューバと国交正常化交渉を開始すると発表し、ことし4月にはラウル・カストロ国家評議会議長と国交断絶以来、初めての首脳会談を行いました。続いてアメリカ政府はことし5月、キューバが強く求めてきたテロ支援国家の指定を解除していて、両国は大詰 めの協議を行っていました。
これについてキューバ外務省はホームページ上で、1日午前、首都ハバナにあるアメリカの利益代表部の代表がキューバの外務省を訪れ、国交の回復と双方の大使館の再開についてラウル・カストロ国家評議会議長に宛てたオバマ大統領の書簡を手渡す予定になっていると発表してい ます。
