(写真:AFP/TTXVN)

不法移民に対する強硬姿勢をあらためて示す狙いだが、違憲との批判が相次いでいます。

トランプ氏は声明で「わが政権は、不法に入国または滞在している外国人に議会の代表を与えることは支持しない」と強調しました。「過激な左派が不法移民の数を隠蔽しようとしている」と攻撃しました。不法移民が多く、選挙で民主党が強い州の議席数を減らしたいとの思惑もありそうです。米国勢調査は商務省が管轄します。

米憲法は、下院の議席を各州の米国民の人口ではなく「全人口」に基づいて配分すると定めており、大統領令に対する違憲訴訟が起きるのは必至しました。また連邦最高裁は19年に国勢調査の質問項目に市民権の有無を加えるというトランプ政権の方針を認めない判断を下しており、不法移民の人口をどう算出するのかも不明です。

人権団体の全米市民自由連合(ACLU)はツイッターで「国勢調査を移民攻撃の武器にしようとする(トランプ氏の)新たな企ては違憲と判断されるだろう」と批判し、訴訟を起こす考えを表明しました。