ミン・アウン・フライン司令官(写真:AFP) |
暴力の即時停止などが盛り込まれたASEAN=東南アジア諸国連合との、合意の履行を目指す姿勢をアピールしたものの、民主派勢力は抑え込むという従来の強権的な考えも強調しました。ミャンマーの国営テレビは、クーデターから1年半となる1日、実権を握るミン・アウン・フライン司令官の国民向けの演説を放送しました。
この中で司令官は、暴力の即時停止など、5つの項目が盛り込まれたASEANとの合意について「国内治安の悪化で困難を極めたが、ことしは状況が改善したことから、できるかぎり履行するつもりだ」と述べ、合意の履行を目指す姿勢を示しました。
ただ、軍に抵抗する民主派勢力をテロ集団などと位置づけ、治安を乱しているとして、取締りを強化する考えも強調しました。
司令官としては、合意を履行する姿勢を示すことで、メンバー国としての役割を果たしていくことをアピールするねらいがあると見られますが、民主派勢力は抑え込むという従来の強権的な考えも強調した形です。(NHK)

