(写真: THX/TTXVN)

軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官は8日夜、2月1日にクーデターを実行しアウン・サン・スー・チー国家顧問らを拘束して以降、初めて、国営テレビで国民向けの演説を行いました。


この中で、司令官は、去年の総選挙で不正があったと指摘したうえで「選挙管理委員会や大統領、それに議会に何度も対応を求めたが拒否されたため、憲法に基づいた真の民主主義のために、非常事態宣言を出さざるを得なかった」などと訴え、軍の行動の正当性を改めて主張しました。

軟禁されているアウン・サン・スー・チー国家顧問や、連日続いている軍への抗議デモについては、一切、言及しませんでした。

ミャンマーでは、軍に対する抗議活動が全土に拡大していて、最大都市ヤンゴンでは、8日も数万人規模のデモが行われ、スー・チー氏らの解放などを訴えました。

デモの参加者たちは、軍への圧力を強めようと1週間連続でデモを続ける構えを見せています。

これに対し、軍の側は、ヤンゴンや中部の主要都市マンダレーの一部の地域に午後8時から午前4時まで外出禁止令を出したほか、「法に従って裁く」といった声明を出してけん制し、抗議活動のおさえ込みをはかろうとしています。