アメリカ議会議事堂(写真:TTXVN)

米政府機関の閉鎖を避ける「つなぎ予算」が1月中旬に失効する問題で、与党・民主党と野党・共和党の議会指導者らは13日、当面の資金を手当てする新たなつなぎ予算案を近く可決することで合意しました。米メディアが伝えました。

2024会計年度(23年10月~24年9月)につなぎ予算で政府閉鎖を回避するのは3度目です。

現在のつなぎ予算は、農業やエネルギー、運輸、住宅など一部の分野が1月19日に、残りの分野は2月2日に失効します。報道によると今回は、それらを3月1日と8日まで延長することで合意しました。

この問題では、大幅な歳出削減や国境管理の強化などを訴える共和党の保守強硬派が24会計年度の本予算成立に頑強に抵抗しています。連邦政府機関の多くが予算を執行できない「政府閉鎖」に追い込まれ、米社会・経済に混乱が広がるリスクが高まっていました。

共和党内で影響力を強める同派は、11月の大統領選を念頭に、民主党・バイデン政権を揺さぶることを狙います。次のつなぎ予算案が可決・成立しても、失効までに本予算案の審議が前進するかは不透明なままです。

(産経新聞)