(写真:Getty Images)
容疑者は車から降りた際に刃物を所持していたため射殺されました。議会議事堂は一時閉鎖となりました。

議会警察は2日の記者会見で、容疑者の身元や動機は捜査中としつつも、テロとの関連には否定的な見方を示しました。マヨルカス国土安全保障長官はツイッターに「この攻撃に関して確認すべきことが多くある」と書き込み、捜査を進める考えを示しました。議会は上下両院ともキリスト教の復活祭(イースター)のため休会中でした。

バイデン大統領は2日の声明で「検問所での暴力的な攻撃を知らされて私と(妻の)ジルは心を痛めた」と説明しました。犠牲となった警官を追悼するためホワイトハウスで半旗を掲げるよう指示しました。民主党のペロシ下院議長は死亡した警官について「民主主義のための殉教者だ」と評し、遺族に弔意を示しました。

議会をめぐっては、トランプ前大統領の支持者や陰謀論者が1月6日に議事堂を占拠する事件が起きました。事件を踏まえ、バイデン政権は州兵動員を続けて議会周辺の警戒態勢を高い水準に維持していました。今後の捜査で容疑者がトランプ氏の支持者だったり、陰謀論を唱える「Qアノン」の信奉者だったりしたことがわかれば、野党・共和党に対する批判が強まる可能性があります。