[ロイター] -28日、米議会は2001年の米同時攻撃に関して外国政府に対する損害賠償請求を可能にする法案を、オバマ大統領が行使した拒否権を覆して再可決しました。オバマ政権下で議会が拒否権を覆したのは初めてです。

(写真:TTXVN)
下院は賛成348、反対76で再可決しました。上院は先に賛成97、反対1で再可決していました。これにより「テロ支援者制裁法(JASTA)」は成立しました。
法案はサウジアラビアを念頭に置いたもので、遺族などが外国政府を相手取り、損害賠償を求めて提訴できるようになります。
大統領は同法案について、米国の企業や軍関係者を巻き込む訴訟につながる恐れがあり、同盟国との関係を悪化させる可能性があると批判していました。
上院で先頭に立って法案可決への支持を訴えていたチャールズ・シューマー議員(民主党、ニューヨーク州選出)は「われわれは大統領の拒否権を覆すことを軽々しく考えているわけではないが、外交で不都合が生じるとしても、9.11の遺族による提訴を可能にすべきだ」とする声明を発表しました。
