(写真:ロイター)

アメリカ議会上院では25日、本会議でオバマ前政権が推進した医療保険制度いわゆるオバマケアを見直す法案の審議に入るための動議が採決されました。

その結果、野党・民主党に加え、与党・共和党内からも2人が反対に回り、賛否が50票ずつで同数となりました。
このため上院議長をかねるペンス副大統領が採決に加わり、賛成票を投じてかろうじて可決され、法案の審議に入ることが決まりました。

トランプ大統領は記者会見で「大きな一歩だ。オバマケアの終わりの始まりだ」と歓迎し、重要な公約の1つに掲げるオバマケアの見直しを実現させるため議会に対して法案を早期に可決するよう求めました。

しかし、法案の内容をめぐって共和党内ではオバマケアの撤廃を求める保守強硬派と無保険者が増えることを懸念する穏健派の間で意見が分かれていて、調整は難航することが予想され、成立するかどうかは、依然として不透明なままです。