アメリカ共和党下院トップのマッカーシー院内総務=CNN

アメリカ議会下院は去年の中間選挙の結果、野党・共和党が多数派を奪還し、議会が開会した3日、新たな議長を選出する投票が行われました。

次の下院議長には、共和党下院トップのマッカーシー院内総務の選出が有力視されてきましたが、党内の保守強硬派の議員らの反対で選出に必要な過半数の218票を獲得できませんでした。
マッカーシー氏らは断続的に造反議員の説得を続けていて、投票は4日にかけてこれまでに6回行われましたが、4日の投票では、共和党議員222人のうち20人が造反し、1人が棄権したため、マッカーシー氏への支持は201票にとどまり、議長は選出されませんでした。
そして、日本時間の5日午前、議会を休会とすることが決まり、決着は3日目以降に持ち越しとなりました。
下院議長は、大統領が死亡したり、職務が遂行できなくなったりした場合に大統領権限を継承する順位が副大統領に次ぐ2位の要職で、1回の投票で議長が決まらないのは100年ぶりの異例の事態です。(NHK)