スナク首相とバイデン大統領(写真:The Guardian)
両国の堅固な関係を再確認すると同時に、ウクライナ問題を中心に協議し、11日から始まる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に向けた意見交換を行いました。

バイデン氏が大統領就任後、英首相官邸を訪れるのは今回が初めてです。しかし両首脳による会談はここ数カ月で5回目となることもあり、双方とも今回の会談を長期的な協議の継続と位置付けます。会談は1時間弱で終了しました。

スナク首相は「対話の継続は素晴らしい」とし、バイデン大統領は「われわれの関係は盤石で、揺るぎない。協議することはたくさんある」と応じました。

米国によるウクライナへのクラスター弾供与についても討議しました。クラスター弾は殺傷力が高く、英国を含む世界100カ国以上で使用が禁止されています。

英首相府の報道官は記者団に対し「われわれはクラスター弾の使用を禁止する条約上の義務を順守する。その点において、われわれの立場に変更はなく、各国が決断を下すことだ」と述べました。

ウクライナのNATO加盟については、同報道官は「ウクライナの加盟に向けた道筋について、米国や同盟国と協力したい」とし、戦争が続いている間の加盟は適切ではないという考えを示しました。

会談後、バイデン大統領はウィンザー城に向かい、チャールズ国王と面会。気候変動への取り組みを巡り協議しました。(ロイター)