(写真:ロイター)
G7=主要7か国の交通相会合のため日本を訪れているブティジェッジ運輸長官は、19日午前、横浜市内の港湾施設を視察したあと、NHKのインタビューに応じました。

この中でブティジェッジ長官は、ブリンケン国務長官が中国を訪問していることについて、「米中間での対話は、高いレベルでの意思疎通がない場合起こる誤算や問題を防ぐために重要だ」と指摘しました。

そして、中国との関係について、「私たちが重視しているのは『デカップリング』よりも多様化と『デリスキング』だ。例えば、私たちは脱炭素の技術を前進させるすべての国を歓迎している」と述べました。

そのうえで、「安全保障だけでなく、気候変動対策の観点からも、競争は責任ある方法で管理していくべきだ。気候問題は政治に関係なくすべての人に影響を与える。だからこそ競争の中にあっても、米中は協力の機会を最大化する必要がある」と述べ、気候変動などの分野では米中の協力を深めるべきだとする考えを示しました。
また、ブティジェッジ長官は、18日まで開かれたG7交通相会合について、ウクライナの担当相の参加は重要だったとしたうえで、「技術支援などできるかぎりのことをウクライナに提供し、ウクライナがサプライチェーン=供給網を西側の近隣諸国と統合できるよう長期的な復興を支援していく」と述べ、支援を強化していく考えを示しました。(NHK)