(写真:AFP/TTXVN)

アメリカ議会上院与野党は7日、連邦政府が国債発行などで借金を増やすことを制限する「債務上限」を12月初旬まで引き上げることで合意しました。政府の手元資金が尽き、アメリカ国債の利払いが滞る債務不履行(デフォルト)に陥る懸念は当面回避されます。上院は7日中にも合意を盛り込んだ法案を可決する方針です。

アメリカメディアによりますと、今回の合意は、債務上限を4800億ドル(53兆円)引き上げる内容で、政府は12月3日ごろまで新たな資金を調達できる見通しです。

アメリカ政府の債務上限は2019年から今年7月末まで2年間、凍結されていましたが、8月1日に適用が復活し、その時点の債務残高28・4兆ドルが新たな上限に設定されました。アメリカ政府は21年度の歳出の約4割を借金でまかなっており、国債発行で資金を調達できなければ資金繰りに行き詰まります。イエレン財務長官は議会が新たな借金を認めなければ「10月18日以降、債務不履行がいつでも起こり得る」と警告していました。(毎日新聞)