米中の貿易問題などをめぐって、高官どうしが直接交渉する次官級の協議が7日から北京で始まり、9日は当初の予定を1日延長して、アメリカ通商代表部のゲリッシュ次席代表らと中国商務省の王受文次官らの協議が行われました。

中国側は、先の首脳会談で、トランプ大統領が問題視するアメリカの貿易赤字の削減に向けて1兆2000億ドル(日本円で130兆円余り)の追加輸入を提案しています。

アメリカ側もこれを評価していて、今回の協議で中国側の輸入拡大の具体策については、一定の進展が得られたとみられます。

ただ、中国による知的財産権の侵害については、アメリカメディアが「合意に程遠い状況だ」と伝えるなど、双方の意見の隔たりはなお大きいとみられ、3月1日の交渉期限に向けて、こうした問題で進展が得られるかが焦点となります。