(NHK)アメリカのオバマ大統領と中国の李克強首相は19日、国連総会に出席するために訪れているニューヨークで会談しました。

(写真:ロイター)
アメリカのホワイトハウスの発表によりますと、両者は会談で朝鮮民主主義人民共和国による5回目の核実験を非難するとともに、「国連安全保障理事会での協力を活性化させ、朝鮮半島の非核化に向けた連携を強化する」としています。また、中国国営の新華社通信によりますと、李克強首相は、「国連安保理がさらなる対応をとることに賛同する」と述べ、朝鮮民主主義人民共和国に対する国連安保理での新たな制裁決議も含め、両国が連携していくことを確認しました。
朝鮮民主主義人民共和国への対応をめぐって、アメリカは国連安保理で朝鮮民主主義人民共和国の収入源となっている石炭の輸出規制の強化などさらに厳しい制裁決議の採択が必要だとして、各国への働きかけを強めています。これに対して中国は、国連安保理で何らかの対応は必要だとしながらも、朝鮮民主主義人民共和国を追い詰めすぎれば朝鮮半島の緊張は一層高まりかねないという立場で、中国がどこまで踏み込んだ制裁に応じるのか、両国を中心とした今後の安保理での議論の行方が注目されます。
