[ロイター] - オバマ米大統領と中国の習近平国家主席は3日、中国・杭州で4─5日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議を前に首脳会談を実施しました。ベトナム東部海域いわゆる南シナ海の領有権問題をめぐっては双方の主張は平行線をたどり、溝は埋まりませんでした。


(写真:AFP/ TTXVN)

4時間以上行われた会談では、オバマ大統領は国連海洋法条約を順守する重要性を強調しました。ホワイトハウスが会談後に公表した異例に長い声明によりますと、大統領は「同盟国の安全保障への米国の揺るぎない関与」を強調したうえで、国際法、航行・上空飛行の自由などの原則を維持するため、米国が域内のすべての国と取り組む方針をあらためて示しました。

一方、中国外務省のウェブサイトに掲載された声明によりますと、習主席は「中国は引き続き、ベトナム東部海域における主権と海洋権益を断固として守っていく」と表明しました。その上で、「直接的な当事者との対話を通じて平和的な問題解決を目指す」とし、米国に域内の和平と安定のため「建設的な役割」を担うよう求めました。