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トランプ大統領は11日、閣僚級の貿易交渉を終えた中国の劉鶴副首相と会談し、「第1段階の合意に至った」と述べ、停滞していた交渉が前進したことを明らかにしました。
今回の合意には、中国によるアメリカ産の農産品の輸入拡大や、人民元の元安方向への誘導を防ぐことなどが含まれるとしています。
トランプ政権は今月15日に予定していた、中国からの輸入品のおよそ半分に上乗せしている関税を30%に引き上げる措置を見送り、対立が深刻になる事態はひとまず回避された形です。
一方、中国国営の新華社通信も今回の交渉について「農業や為替などの分野で実質的な進展があった」としたうえで、「最終的な合意に向けて努力していくことで合意した」と前向きに伝えています。
ただ、中国で活動するアメリカなどの外資系企業に対する技術移転の強要や、通信機器大手「ファーウェイ」への締めつけなど多くの課題が先送りされているうえ、米中が互いの大半の輸入品に高い関税を上乗せする状況に変化はありません。
このため、両国の貿易をめぐる対立が解消に向かうかどうかは予断を許さない状況です。(NHK)

