大阪で、トランプ米大統領と習・中国主席= AFP/TTXVN(2019年6月撮影)

アメリカのロス商務長官は、15日、FOXテレビに出演し、中国との第1段階の貿易協定の署名に向けた協議について「最終段階にある」と述べ、合意が近いことを示唆しました。

そのうえで、近く閣僚級の電話協議を行う見通しを示しました。

また、ホワイトハウスの政府高官からも交渉の進展を期待させる発言があり、ニューヨーク株式市場ではダウ平均株価が初めて2万8000ドルを超え、最高値を更新しました。

今回の交渉をめぐっては、トランプ大統領も12日、「合意は近い」と述べるなど、アメリカ側は自信を示していますが、中国との間では、アメリカ産の農産品の具体的な購入規模や、中国が強く求める関税の一部撤廃などについて、意見の食い違いも出ています。

アメリカは、交渉に進展がなければ来月15日に、中国製のスマートフォンなどにも高い関税を上乗せする強硬姿勢もちらつかせていて、両者の駆け引きが続いているものとみられます。(NHK)